2018/04/14

サクラソウ展 開催中(~4/19)

サクラソウ園芸品種 糸の綾 2018年4月13日撮影

 4月14日(土)~4月19日(木)まで、屋外展示場において、サクラソウ展を開催しています。全国から集められた野生種と江戸時代から伝えられている貴重な園芸品種、あわせて約210点を展示します。期間中は臨時売店も出店しています。


サクラソウ展 園芸品種約170点の展示 2018年4月13日撮影
サクラソウ園芸品種 雪車 2018年4月13日撮影
サクラソウ園芸品種 風車 2018年4月13日撮影

 桜草は日本各地に自生し春を告げる花として親しまれてきた植物ですが、園芸目的の乱獲や自生地の環境変化に伴い、絶滅の危惧に瀕しています[環境省:準絶滅危惧(NT)、広島県:絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN) ]。植物公園では、全国各地の野生種50系統の保全を行っています。


サクラソウ野生種(広島県に自生のもの) 2018年4月13日撮影

 植物公園友の会も山草部会を中心に展示に協力しています。16名の会員が自宅で丹精込めて育てたサクラソウ88点を展示しています。ぜひご覧ください。

友の会会員出品のサクラソウ園芸品種 2018年4月13日撮影

 サクラソウは展示場の鉢植えだけではありません。うらら池の野草園では、池の周辺にサクラソウの展示植栽をしています。今が見ごろの時期です。ほかにも春の花がいろいろ咲いています。

サクラソウ野生種[うらら池の野草園] 2018年4月13日撮影

ノウルシ[うらら池の野草園] 2018年4月13日撮影

ミツガシワ[うらら池の野草園] 2018年4月13日撮影

咲き始めのフジ棚[日本庭園] 2018年4月13日撮影