「冬虫夏草」をご存知ですか?
冬虫夏草は、生きている昆虫やクモなどに寄生して、宿主の体内から養分を奪い取り成長するキノコです。昨年の6~8月に開催した「冬虫夏草展」の関連イベントで実施した園内観察会が好評だったので、今年も「冬虫夏草園内観察会」を開催します。ジメジメした梅雨時ですが、冬虫夏草類を観察するのに最も適したシーズンです。
冬虫夏草園内観察会
- 開催日時:7月1日(日)10時~12時
- 集合場所:広島市植物公園 展示資料館2階講堂
- 講 師:瀬戸内虫草団 団員
- 内 容
- 冬虫夏草類の解説(講堂で30分程度)
- 園内で観察会 (1時間半)
昨年の園内観察会の様子 |
冬虫夏草類は小さいので、探すのに慣れが必要です。初めてというかたは、詳しい先生と一緒に見て回ることをオススメします。7月1日(日)は、瀬戸内虫草団の団員が講師をつとめ、園内各所をナビゲートします。
クモタケ |
クモタケは、園内で最も多く見ることのできる冬虫夏草です
クモタケを掘り出したところ |
観察会では、冬虫夏草を実際に掘り出して観察します。
※おことわり 園内での動植物採取は原則禁止です。観察のため必要最低限の冬虫夏草類を講師が採取します。参加者は無断で採取しないようにお願いします.
ミドリコナコガネムシタケ(仮称) |
昨年の観察会では、未記載の新種と思われる冬虫夏草類が発見されました。冬虫夏草類は、まだ分からないことが多く、調査すれば新発見があるかもしれません。