トップバッターは毎年、‘カナリー・バード’です。
カナリー・バード 2019年4月22日撮影 |
カナリー・バードは、カナリヤのように黄色い花が特徴です。中国北部、朝鮮半島原産のRosa xanthinaの一品種とされています。小さい葉の割には鮮やかな大きな花が咲き、ほとんど葉が隠れて見えません。枝先までびっしり花を付けています。
カナリー・バード 2019年4月22日撮影 |
ハマナス 2019年4月22日撮影 |
ハマナス(ハマナシ)は、日本原産の野生バラで、漢字では浜梨、浜茄子が当てられています。皇太子妃雅子様のお印として知られています。
ロサ セリケア 2019年4月22日撮影 |
ロサ セリケアは、花弁が4枚であるのが特徴です。
モッコウバラ 2019年4月22日撮影 |
おなじみモッコウバラ(木香薔薇)です。写真は白八重です。この他に、園内には白一重、黄八重、黄一重があります。
ナニワイバラ 2019年4月22日撮影 |
ナニワイバラは、野生種としてはかなり大きな、真っ白い花です。つぼみの下部にモスローズのような細かいトゲがあることも特徴です。
リージャンロード・クライマー 2019年4月22日撮影 |
雄大なつるバラ、リージャンロード・クライマーは、咲き始めです。大型連休中に満開になりそうです。
ロサ キネンシス ミニマ(左)と、ポンポン デ パリ(右) 2019年4月22日撮影 |
実は、この写真、2種類の品種が写っています。左中央はロサ キネンシス ミニマ、右中央はポンポン デ パリ、左上の奥に写っているのもポンポン デ パリです。花はそっくりですが、両者の株姿は全く異なります。
ロサ キネンシス ミニマ(左)と、ポンポン デ パリ(右) 2019年4月22日撮影 |
この2種は、ともにオールド・ブラッシュの枝変わりとされています。左のロサ キネンシス ミニマは、ミニバラの祖先種として非常に重要な品種で、葉が小さく樹高も低いのが特徴です。右のポンポン デ パリは、3m以上にも伸びるつるバラですが、葉はロサ キネンシス ミニマと同じくらい小さいのが特徴です。(この2種は展示資料館で鉢植え展示しています)