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ウツボカズラ 令和元年8月4日撮影 |
7月20日(土)~8月18日(日)まで、展示温室において世界の食虫植物展を開催しています。今年で41回目となる歴史のある展示です。広島食虫植物同好会の会員さんと植物公園のコレクション、合わせて約190点を展示しています。虫を捕らえて食べる植物の不思議な生態と奇抜な形をぜひご覧ください。
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ハエトリソウ 令和元年8月4日撮影 |
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ヨツマタモウセンゴケ 令和元年8月4日撮影 |
食虫植物が虫を捕まえる仕組みには次の4つがあります。
- 粘着式
- 葉に粘り気のある器官(粘液毛、腺毛)があり、虫が止まると動けなくなるもの
- モウセンゴケ、ムシトリスミレなど
- はさみわな式
- 虫の動きを感じて反応して、葉を閉じたりしてはさみこむもの
- ハエトリグサ、ムジナモなど
- 落とし穴式
- 葉の一部が袋状や筒状になり、中に落ちた虫を消化するもの
- ウツボカズラ、サラセニアなど
- 袋わな式
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食虫植物のビオトープ 令和元年8月4日撮影 |
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展示の様子 令和元年8月4日 |
食虫植物実演会(8/4)
8月4日(日)には、広島食虫植物同好会の安西秀礼氏による食虫植物実演会が開催されました。捕虫様式の解説や実際に捕まえられた虫を示しながら解説が行われ、多くの子供達が興味深く聞いていました。
実演会に合わせて食虫植物の即売会も行われ、多くの方が熱心に見ていました。
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実演会の様子 令和元年8月4日撮影 |
8月13日(火)には、職員による植物うんちくガイド「フクシアと食虫植物のはなし」がありますので、興味のある方はご参加ください。