サボテン キャットテール Cleistocactus winteri ssp. coladenomonis |
サボテン温室の風除室には、垂れ下がるサボテンがたくさんありますが、その中で一番目を引くのがこの「キャットテール」。思わず触ってみたくなるような、ふさふさの尻尾を思わせます。自生地のボリビアでは、枝分かれして地面を這っている(ほふくしている)そうです。白く長い毛のようなものは、サボテン特有の「刺」で、成長するにつれて長くなる様子もよくわかります。この刺は根元のほうが固く、しかも短く硬い別の刺もあるので強く握ると痛い目にあってしまいます。
文献によっては、Cleisocactus coladenomonis あるいはHildewintera coladenomonisという学名を充てていて、英語では「Monkey tail cactus(猿の尻尾)」と呼ぶそうです。
展示の様子(サボテン温室入り口付近) |
白く長いサボテンの「刺(とげ)」 |