カランコエ ちゅららイエロー Kalanchoe Churara-yellow |
カランコエ・シンセパラ Kalanchoe synsepala Baker |
この黄色い花を咲かせているカランコエは、鉢花でよく目にするカランコエとは違って花茎が長く、上向きに鮮やかな色の花を多数つけるという特長があります。他にもピンク、オレンジや赤色の品種もあって、切り花用に沖縄県で生産が始まった新しい園芸植物です。これらの品種は千葉大学と沖縄の海洋博記念公園が協力して、絶滅危惧種のリュウキュウベンケイをもとに交配・育種して作り出しました。本園技師も育種に携わっています。
現在開催中の「冬の鉢花展」では、ちゅららシリーズの他に、マダガスカル原産でイチゴのような長い匍匐枝をつけるカランコエ・シンセパラなど珍しい野生種も多数展示しています。