ウツボカズラ 令和2年7月14日撮影 |
7月18日(土)~8月16日(日)まで、展示温室において世界の食虫植物展を開催します。今年で42回目となる歴史のある展示です。広島食虫植物同好会の会員さんと植物公園のコレクション、合わせて約150点を展示します。虫を捕らえて食べる植物の不思議な生態と奇抜な形をぜひご覧ください。
今年はウツボカズラの品種(ネペンテス マラニー、サンヨー、カーシアナなど)を新たに導入し、種類が増えています。
ハエトリソウ 令和2年7月15日撮影 |
サラセニア 令和2年7月15日撮影 |
食虫植物が虫を捕まえる仕組みには次の4つがあります。
- 粘着式
- 葉に粘り気のある器官(粘液毛、腺毛)があり、虫が止まると動けなくなるもの
- モウセンゴケ、ムシトリスミレなど
- はさみわな式
- 虫の動きを感じて反応して、葉を閉じたりしてはさみこむもの
- ハエトリグサ、ムジナモなど
- 落とし穴式
- 葉の一部が袋状や筒状になり、中に落ちた虫を消化するもの
- ウツボカズラ、サラセニアなど
- 袋わな式
- 水中で袋の中に虫を吸い込むもの
- タヌキモ
去年の展示の様子 |
食虫植物実演会
8/2(日)・10(月・祝)13時及び15時から展示資料館2階講堂で開催 各回先着50名
8月2日(日)・10日(月・祝)には、広島食虫植物同好会の会員による食虫植物実演会が開催される予定です。食虫植物の紹介と栽培方法や魅力について実演指導します。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展示資料館2階講堂で各回先着50名に制限をして行います。食虫植物が展示してある展示温室では行いませんのでご注意下さい。
昨年の実演会の様子 (今年は展示資料館2階講堂で行います) |
食虫植物の即売会 8/2(日)・10(月・祝)
昨年の販売の様子 |
昨年の販売の様子 |
8月2日(日)・10日(月・祝)の12時から、展示温室入口付近で食虫植物の販売も行われます。実演会と同じ日に開催されますので、興味を持たれた方はこれを機会に栽培してみてはどうでしょうか。