ハナナズナの花 |
ハナナズナ Stevvnia maximowiczii (Palib.) D.A.German et Al-Schehbaz |
ハナナズナは、中国東北部から朝鮮半島を経て西日本に分布するアブラナ科の越年草で、日本では長崎県対馬と広島、岡山に自生の記録があります。広島では、1960年代に採集された標本がありますがその後確認されていません。
現在は広島県、岡山県ともに絶滅したと考えられるうえ、対馬の自生地もごく限られているため、日本では最も絶滅の危険度が高い植物とされています。本園のハナナズナは、生育域外保全のため、対馬産の種子から育てているものです。
(園内位置:ロックガーデン)