28日夕方に複数の職員が臭いを発していないか入れ代わり立ち代わり17:30頃まで観察していたのですが、臭いは発生せず、苞の開き具合に変化も見られないことから、開花は翌日になると判断し、皆帰宅しました。ところが、予想に反して28日日没以降に開花しました。開花については、昨日速報でお伝えした通りです。開花の状況を観察できなかったことは残念至極の出来事でした。
一夜明け、本日の朝の状況ですが、既に仏炎苞が閉じてきています。花の寿命が短いのは知っていたのですが、改めて短いなと感じました。一日でも長く、多くの方に観賞してもらいたいと思うのですが、良い状態での明日の観賞は大変厳しいかなと思います。
なお、今回の2枚の写真ですが、開花時に鉢を回して向きを変えています。
令和3年3月30日朝撮影 |
令和3年3月30日朝撮影 |
取材報道
”疑惑”の植物ついに開花 世界一背が高い「ギガス」なのか、果たして…広島市植物公園 | TSSテレビ新広島
桜の開花だけでなく番組でこれまで注目してきた開花がこちら。
広島市植物公園、咲いたら知らぬ花 高さ3メートル「珍しいことに変わりない」 種名を特定中 | 中国新聞デジタル
広島市植物公園(佐伯区)で、高さ約3メートルの巨大なコンニャクの花が開花した。
「世界一背が高い花」開花 別種の可能性、依然鑑定中 広島 | 毎日新聞
世界で最も背の高い花とされるインドネシア原産「アモルフォファルス・ギガス」が、広島市植物公園(佐伯区)で国内3例目となる花を咲かせた。別種の可能性が出ているため、同園は早速、撮影した写真を開花実績のある東京大付属植物園(小石川植物園)に送り、鑑定結果を待っている。