2022/06/09

今週の植物公園「紫陽花の花守り」

 蒸し暑い日が続きます。

 6月だというのに、この暑さ。夏本番を思うと気が重たいです。

 さて、そんな気分を払ってくれるように、園内では鮮やかなアジサイが色づいています。そして、「アジサイ展」では、この時期のうっとうしい気分を払ってくれる紫陽花(アジサイ)の「花守り」を飾っています。摘み取った紫陽花を薬玉などにみたて、玄関や台所などにつるして、厄除けや無病息災、健康、商売繁盛などを祈願し、飾る風習が全国各地に残っているとか。

 紫陽花の「花守り」は、見るだけでも、すがすがしい気分になれます。つるしておくので、しばらくするとドライフラワーにもなり、長く観賞できます。紫陽花の楽しみ方が広がりますね。

紫陽花の花守り


 さて、今週も、ハナショウブ&アジサイまつり開催中(~6月19日(日))です。園内のアジサイも日ごとに彩りがましています。

アジサイ ’桜坂’
                 
アジサイ’ギャラクシー’

 日本庭園では、ハナショウブが満開です。                

      ハナショウブ’鶴の毛衣(つるのけごろも)’
(菖翁花のひとつ。鶴の毛衣は、鶴の羽で織った白い衣装の意味。)
          
ハナショウブ’和田津海(わだつみ)’
(菖翁花のひとつ。古語でワタは海を、ミは神を意味する。)


 6月12日(日)には、10時30分から日本庭園横休憩所でお茶会があります(先着100名)。

さらに、
  • 6月11日(土)11時~アジサイ実演会(先着50名)
  • 6月12日(日)11時~ハナショウブ実演会(先着50名)                
 週末も、植物公園で、ゆったりお過ごしください。