オミナエシ(令和2年9月2日撮影) |
オミナエシの花(令和2年9月2日撮影) |
花の進化園やバタフライガーデンなどではオミナエシが咲き始めています。
オミナエシは日当たりの良い山野に生える草丈1mほどになる植物で、この時期に黄色い小花を散房状に咲かせます。万葉集に秋の七草として登場しており、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
似ている植物としてオミナエシに対してオトコエシという植物もあります。こちらも日当たりの良い山野に生えますが、オミナエシと比べて全体的に太く、毛深く、葉の切れ込みが深いこと(全体的にごつい)からこの名前が付けられました。
両方とも花や根には独特の香りがあり、味噌などの発酵食品が腐ったようなにおいがすることから敗醤(はいしょう)と呼ばれ、漢方薬などに使用されています。
オトコエシ(令和2年9月2日撮影) |
オトコエシの花(令和2年9月2日撮影) |
オトコエシの花は白いため、花があれば簡単に見分けることができます。花の進化園にオミナエシと並んで植栽されていますので見比べてみてはどうでしょうか。