大温室のシンボルツリー、オーストラリアバオバブです。2017年10月に、西オーストラリアのカナナラから約11,000kmの長旅を経て当園にやってきました。特徴はこの太い幹。直径は太いところで2mにもなり、愛嬌たっぷりです。
葉っぱではなく体全体が丸くなっている植物といえば玉サボテンです。こちらはサボテン温室の主役、キンシャチです。中には温室が出来て以来数十年植わってる株もあり、見応え満点です。
上の写真は試乗体験会でおなじみのロングウッドオオオニバスです。暑さを乗り越えて順調に育ち、大きなものは直径2m近くなっています。大きな丸い葉のフチには立ち上がりがあります。
下の写真はオニバスです。オオオニバスとは違い日本の池沼などでも見られる植物ですが、生息環境の減少により、絶滅が心配されています。こちらもオオオニバスの仲間と同じく丸い葉を持ちますが、フチには立ち上がりはありません。
キンシャチ |
葉っぱではなく体全体が丸くなっている植物といえば玉サボテンです。こちらはサボテン温室の主役、キンシャチです。中には温室が出来て以来数十年植わってる株もあり、見応え満点です。
サボテンと言えばトゲトゲのイメージですが、実はそうでないサボテン達もたくさんあります。上の写真はマミラリア属の白星というサボテンで、ふわふわの羽毛のようなトゲに覆われています。
サボテン温室の出口にぶら下がるこちらはキャットテイルと呼ばれるサボテンで、猫のしっぽの毛のようにふわふわしたトゲに覆われています。さわり心地もふわふわとしていますが強くさわるとトゲが刺さるので、やさしくさわってください。
キャットテイルの向かいにもなにやらぶら下がってる植物があります。こちらはリプサリスといい、こう見えてサボテンの仲間です。サボテンの生息地と言われて想像するような砂漠ではなく、熱帯雨林に住む森林性のサボテンと呼ばれるタイプです。ぶら下がった姿もさることながら、真珠のような実も観賞価値があります。
サボテンに続き、ぶら下がるタイプの植物を何点かご紹介します。上の写真はエンジェルストランペットの花です。トランペットのような大きな花がいくつもぶら下がるように咲きます。
大温室には近年人気のビカクシダの仲間もたくさんあります。写真はナガバビカクシダで、垂れ下がった鹿の角のような大きな葉が特徴的です。写真の2株はひとかかえもある程の大株で見応えがあります。
以上、園内で見られるかたちが面白い植物を取り上げてみました。まだまだ他にも面白い植物は紹介しきれないほどあるので、再開園した際にはぜひ植物公園に足を運んでみてくださいね。