2022/05/04

3年ぶりに開花します:アイラトビカズラ

開花しました(5/5時点)

アイラトビカズラの花 令和4年5月5日撮影

 本日の朝確認したところ、2輪とも開花していました。珍しい花ですので、実物をぜひハギ園でご覧ください。開花までのお知らせは今回で終了します。

その後の状況(5/3時点)

アイラトビカズラのつぼみ 令和4年5月3日撮影

 つぼみは株元の2つに減りましたが、花がようやく展開してきました。大温室のヒスイカズラに似たマメ科らしい花をしています。
 

その後の状況(4/29時点)

アイラトビカズラのつぼみ 令和4年4月29日撮影

 ここ数日の間に、大半のつぼみが開花前に落ちてしまいました。残った3つのつぼみは大きく膨らみ、紫色の花びらがをのぞかしています。あと数日で開花となりそうです。



アイラトビカズラのつぼみ(拡大) 令和4年4月17日撮影

  3年ぶりに、ハギ園のアイラトビカズラにつぼみがつきました。このまま順調に大きくなれば、大型連休中には見ごろとなりそうです。開花までの状況は、随時本ブログでお伝えします。

 アイラトビカズラは、熊本県の相良と天草、長崎県の九十九島でしか確認されていない珍しい植物です。ブドウの房を思わせる暗紅紫色の大きな蝶形花は、仏教経典に記されている優曇華(うどんげ)の花に例えらます。

 また、開花するまでに時間がかかるとされており、当園では、2006年にハギ園に植栽した株が13年後の2019年4月に初めて開花して話題になりました。今回がこの株の2回目の開花です。

前回開花時のアイラトビカズラ 令和元年5月3日撮影

現在のアイラトビカズラの様子
 令和4年4月17日撮影(赤丸の3か所)

参考