2022/10/28

園長のおすすめ(日本のモグラ)

園内で見つけたモグラの死骸

 日本にいるモグラはモグラ亜科6種類とヒミズ亜科2種類の計8種と言われています。普通イメージするモグラはモグラ亜科の6種で、中でも西日本を中心に生息するコウベモグラと東日本を中心とするアズマモグラが有名です。

 モグラは非常に縄張り意識が強く、今この2種類の勢力争いが繰り広げられ、一回り大きなコウベモグラの方が優勢な状況です。

 寿命は普通5年程度で、腹面には独特な匂いの臭腺をもち、天敵にやられても、食べられずに死骸がころがっているそうです。
(なるほど、納得)

2022/10/24

チャレンジ部門 人気投票結果(ガーデニングコンテスト)

 植物公園では、ガーデニングコンテスト作品展を11月3日(木・祝)まで開催中です。

 ガーデニングコンテストひろしま2022では、先日紹介したコンテスト部門に加え、一鉢のコンテナで出品できるお手軽なチャレンジ部門を設けています。今年は、公民館などで花づくりの活動をされている方を中心に、あわせて23名の方に作品を出品いただきました。

 22日(土)・23日(日)にかけて、来園者の方による人気投票を実施した結果、4点の作品が入賞が決まりました。受賞者の皆さま、おめでとうございます! また、ご投票いただきました皆さま、ありがとうございました!

チャレンジ部門の審査概要 

  • 選考方式:来園者による人気投票 
  • 投票日 :令和4年10月22日(土)・23日(日)
  • 出品作品数:23名23点 
  • 有効投票数:317票

ベストチョイス賞(42票)

No.405 作品名:秋空の下で☕
  • 出品者 柿木 柚凜さん

チョイス賞(37票)

No.422 作品名:秋山
  • 出品者 吉森 敦子さん(街角ガーデナー)

チョイス賞(29票)

No.423 作品名:あきらしく
  • 出品者 阿部 玲子さん(観音台花さかクラブ)

チョイス賞(28票)

No.401 作品名:かわいい秋
  • 出品者 幸野 直子さん(観音台公民館)

2022/10/22

植物公園花ごよみ(10月22日号)

ガーデニングコンテスト作品展 開催中(~11/3)

 植物公園では、毎年この時期に「ガーデニングコンテスト作品展」を開催しています。

 今年は、県内外から44名の方から、コンテスト部門には24点、チャレンジ部門には23点のあわせて47点の応募があり、会場に全ての作品を展示しています。会期は11月3日(木・祝)までです。

 コンテスト部門は、10月19日(水)の午後に5名の審査員による審査会を行い、10作品の受賞が決定しました。なお、チャレンジ部門は、明日(23日)まで来園者の皆さまによる人気投票を実施していますので、投票をお待ちしております。


 さらに、来週末(29日)の土曜日からは、秋のグリーンフェア期間(10/29-11/3)で入園料が無料になりますので、この機会に力作の数々をぜひご覧ください。

 植物公園ブログでは、会場風景とあわせて、上位2作品を第1弾としてご紹介します。

広島市植物公園園長賞(グランプリ)

No.111 作品名:秋の夕陽
  • 出品者 吉岡 由美子さん
  • 審査員コメント
    • 植物の選定・配置など全体のコーディネートが良くできています。植物が元気に生育し、隙間なく美しい形に仕上がっています。

広島県花き商業協同組合理事長賞

No.207 作品名:Vintege feel~ヴィンテージ フィール

  • 出品者 己斐ガーデンスクエアさん
  • 審査員コメント
    • 秋の季節感にあったニュアンスカラーが魅力的な作品です。

関連イベント 「ガーデニングコンテスト受賞作品解説」

  • 日時:10月23日(日)午後2時~2時40分
  • 会場:展示資料館2階講堂
  • 講師:大橋雅江先生(日本ハンギングバスケット協会広島・島根合同支部支部長)
  • 定員:100名(30分前より会場前にて整理券配布)
  • 内容
    • 受賞作品の評価のポイントや寄植のコツなど、ハンギングバスケットマスターが分かりやすく解説します。園芸に興味のあるどなたにも参考になる解説会です

会場風景



2022/10/19

ガーデニングコンテストひろしま2022  審査結果

 令和4年10月19日13時30分より、広島市植物公園ガーデニングコンテストひろしま2022の審査会を開催しました。厳正なる審査の結果、コンテスト部門において、10名の受賞者を決定しましたのでお知らせします。多数のご応募ありがとうございました。

2022/10/11

植物公園と安佐動物公園の「2023年オリジナルカレンダー」発売!

 公益財団法人広島市みどり生きもの協会では、安佐動物公園と植物公園が、それぞれ製作した 2023年オリジナルカレンダーを10月15日(土)に同時発売します。

  1.  安佐動物公園のカレンダー

     安佐動物公園のカレンダーは、2023年の干支の兎にちなみ「ニホンノウサギ」が表紙です。2か月ごとの各ページには、当園で毎年開催してる動物写真コンクールの入選作品の「オシドリ」や「マルミミゾウ」、飼育係が担当者目線で撮影した「アミメキリン」や「レッサーパンダ」など、安佐動物公園の動物たちの四季折々の表情を収めています。 


  2.  植物公園のカレンダー

     植物公園のカレンダーは「季節の花」シリーズです。各ページを飾る色鮮やかな写真は、毎年、植物公園で行われる植物写真コンテストに入賞した写真の中から厳選しました。表紙には中四国最大級を誇る本園のシンボル「大温室」を中から見上げた立体感のある写真、各月には、近景や遠景、更には遠足の子どもたちの傘やハロウィンといった季節のイベントにふさわしい写真を掲載しました。


  3. 掲載写真の内容

    【植物公園】 【安佐動物公園】
    表紙 大温室 ニホンノウサギ
    1・2月 ロウバイ ケープハイラックス
    3・4月 ポピー アミメキリン
    5・6月 ユリ オシドリ
    7・8月 ヒマワリ アオバト
    9・10月 カボチャ マルミミゾウ
    11・12月 エケベリア レッサーパンダ

  4. 価格・販売方法など

    1. 両公園内の売店では10月15日(土)から、(公財)広島市みどり生きもの協会本部(中央公園ファミリープール)では10月17日(月)から販売します。また、森林公園昆虫館、ヌマジ交通ミュージアム、神田山荘並びに広島市内の大型書店などでも11月頃から販売する予定です。 

    2. いずれも1部550円(税込)で販売します。(10冊以上の大口販売は1部500円(税込)) ※ 動物公園、植物公園、ファミリープールで2種類をセットで購入した場合は1セット1,000円(税込)です。 

    3. 通信販売も行います。詳細は電話(922-3600)にてお問い合わせください。



2022/10/10

園長のおすすめ(コバノフジバカマ)

コバノフジバカマ Eupatorium fortunei Turcz.

 園芸店では「フジバカマ(藤袴)」として販売されることが多いそうですが、野生のフジバカマとは姿がかなり異なっています。

 両者を比較すると、フジバカマが高さ1.5~2m、花の色は淡い紅色で、葉は繋がっていて小葉の様にならないのに対し、コバノフジバカマは高さ0.5~1m程度、花は濃い紅色の場合が多く(白色も販売)、葉柄は短く、3小葉の様になります。キク科ヒヨドリバナ属。 

 当園では今から開花盛期を迎え、アサヒマダラが吸蜜のために集まってきます。

(園内位置:バタフライガーデン[ツバキ園下段])

植物公園花ごよみ(10月10日号)

2022/10/06

アサギマダラが飛来(見ごろは10月中旬まで)

アサギマダラ 令和4年10月6日午後撮影

 今年もアサギマダラが植物公園に飛来してきました。10月6日の午後2時時点で、バタフライガーデン(ツバキ園)とハギ園周辺で、あわせて5頭を確認できました。

 例年、10月中旬ごろまで園内で観察することができます。珍しい旅する蝶をぜひご覧ください。

ガーデニングコンテストひろしま2022 参加者募集中

 インターネット申込み(申込フォーム)のみ、受付期間を10月13日(木)まで延長します。

 今年も10月22日(土)~11月3日(木・祝)までガーデニングコンテスト作品展を開催することに伴い、10月5日(水)13日(木)まで作品を募集しています。詳しくは下記をご覧ください。コンテスト部門のグランプリ作品には、賞金3万円を進呈します。皆様の作品をお待ちしております。


昨年度のグランプリ作品

広島市植物公園園長賞(グランプリ)

No.113 作品名:華やぐ秋
  • 出品者 吉川 美沙さん
  • 審査員コメント
    • ストックとハゲイトウの白赤の対比がアクセントとなり、見応えがあります。デザインとカラーコーディネートのセンスが光る作品でした。

応募方法

  1. 申込みフォームに必要事項を記入の上で送信

  2. 往復はがきに必要事項を記入の上で送付

応募資格

コンテスト部門

  • どなたでも出品いただけます(プロ・アマ問わず)。

チャレンジ部門

  • ガーデニングをはじめて間もない初心者の方

募集人数及び点数

各部門(コンテスト・チャレンジ)で先着50名程度。1人2点まで。ただしコンテスト部門の受賞は、同じ種別(コンテナ/ハンギングバスケット)を出品の場合、どちらか上位の1点のみ。

募集期間    

令和4年9月1日(木)~10月5日(水)13日(木)  
インターネット申込みのみ、募集期間を延長しました

作品搬入日

令和4年10月18日(火)9:00~16:00
(指定日の搬入が難しい場合は事前にご相談ください)

展示期間

令和4年10月22日(土)~11月3日(木・祝)

作品搬出日

令和4年11月3日(木・祝)15:30~
または、11月4日(金)9:00~16:00

 (指定日の搬出が難しい場合は事前にご相談ください)

審査(コンテスト部門)

令和4年10月19日(水)午後
専門家による審査はコンテスト部門のみ行います
チャレンジ部門は期間中の来園者の人気投票により賞を決定します

資料


2022/10/04

はなの輪 第173号を発行しました

 広島市植物公園では、植物友の会会員向けに会誌「はなの輪」を定期的に発行しています。植物友の会(年会費無料)にご入会いただいた方には、管理事務所にて、随時最新号をお渡ししています。

 植物友の会の詳細や入会については、こちらのページをご覧ください。 

 さて、今号のはなの輪では、夜間開園のしゃべる木(植物公園トピックス)や、秋の見ごろの花などに関する様々な記事を掲載しています。PDF版で公開しておりますので、この機会にぜひご一読ください。

 なお、はなの輪は、市内の公民館などの公共施設でも、植物公園の機関紙として内容を再構成したものを配布しています。

はなの輪 第173号 目次

  • 表紙 園長のおすすめ「モクキリン」
  • 植物公園トピックス
    • 夜間開園のしゃべる木
  • 植物観察入門
    • 変化に富むベゴニアの葉
  • プラントドクターQ&A
    • 育てやすい球根ベゴニア
    • 湯来の青石が青くないのはなぜ?
    • 手間をかけずに楽しめる庭植えの花
  • 園内の見どころ レストラン前花壇の四季&コケの不思議展
  • 10月~12月に見ごろを迎える植物
  • 展示会・イベント案内 
    • 秋のグリーンフェア・花と光のページェントほか
・はなの輪 第173号(2022年10月-12月)[PDF版]

      2022/10/01

      植物公園花ごよみ(10月1日号)