バラの開花状況(4月30日時点)
広島市植物公園ブログ
2019/04/30

バラの開花状況(4月30日時点)

 早咲きの野生種のバラのいくつかが咲いていますが、改良種のバラもぽつぽつ咲きはじめました。

チャンピョン オブ ザ ワールド 2019年4月30日撮影

 チャンピョン オブ ザ ワールド は、ハイブリッド・パーペチュアル系のオールドローズです。チャイナ系の性質が強くでているのか、やや早咲きの品種です。

ロサ キネンシス ミニマ 2019年4月30日撮影

 ロサ キネンシス ミニマ は、ミニバラの祖として非常に重要なオールドローズです。

ロサ キネンシス スポンタネア 2019年4月30日撮影

  ロサ キネンシス スポンタネアは、コウシンバラの野生型です。コウシンバラは何千年も前から中国で栽培され、かなり古い時代に日本にも伝わっている四季咲きのバラですが、その野生型は長らく所在不明となっていて、幻のバラとされました。1980年代に野生のものが再発見されて、現在ではこのように間近に見ることができます。

ロサ ギガンテア 2019年4月30日撮影

 ロサ ギガンテアは、中国原産で、ティーの香りと評される香りの元となった原種です。

オータム ダマスク 2019年4月30日撮影

 オータム ダマスク は、素晴らしいダマスク香が楽しめるオールドローズです。ダマスク系のバラは中東原産で、十字軍遠征をきっかけにヨーロッパに広まったとされています。モダンローズへの進化の原点になったバラのひとつです。

ロサ × フォルチュニアナ 2019年4月27日

 ロサ×フォルチュニアナ は、ナニワイバラとモッコウバラの雑種とされています。全体的にモッコウバラに似ていますが、花はかなり大きめです。

オオタカネバラ 2019年4月27日撮影

 オオタカネバラは、日本を含む東北アジアの高山などに生息するバラです。

リージャンロード クライマー 2019年4月30日撮影

 リージャンロード クライマー の花数がどんどん増えてきました。すっかり見頃です。30日は、クイーンエリザベス号が五日市港に来ました。その様子がバラ園からも望むことができました。リージャンロード クライマーの左側にご注目ください。