春の特別ラン展は28日(日)まで
広島市植物公園ブログ
2021/02/25

春の特別ラン展は28日(日)まで

 春の特別ラン展は残すところあと3日となりました。展示は28日(日)までですので、お見逃しなきようご注意ください。また、明日26日(金)は本来休園日ですが、臨時開園します。

 さて、今年のラン展では、シンビジウム属に着目したテーマ展示を行っています。シンビジウムのタイムトンネルと銘打った今年の展示、少しだけ会場の様子を紹介します。



 メイン会場の大温室内スロープデッキに、約70鉢のシンビジウムを展示しています。植物公園が保有する珍しい野生種の他に、岡山県在住の池田晃氏が出品協力し、元高木農園職員の小島勝也氏が監修した「シンビジウムの古品種」(往年の名花や広島にゆかりのある品種など)を解説付きで展示しています。

シンビジウム野生種 カンポウラン(ヘッカラン)

日本最古の洋ラン シンビジウム・トラキアヌム


 1980年代に女優シリーズとして一世を風靡した往年の名花は見どころの一つです。

シンビジウム  ホワイトクリスタル 'ブリジット・バルドー’ 

 また、広島ゆかりのシンビジウム品種の展示もしています。これだけの品種をまとめてみることができるのはこの機会だけです。

広島で生まれたシンビジウム コーナー

広島生まれのシンビジウム のうが ’パステルカラー’


 このほかにも、大温室内には県内外の愛好家が出品した珠玉のコレクションなど名花が集まっています。この機会にぜひご覧ください。