広島市植物公園の展示温室では、令和3年10月24日（日）まで、「サボテン展」を開催しています。
この展示会では、広島カクタスクラブ会員が愛培したサボテンや多肉植物を約150点展示しています。
＊サボテン：サボテン科に含まれる植物をいいます。ほとんどの種が中南米が原産地です。多くの種が乾燥地または半乾燥地に生えています。多くはありませんが、森の中に着生するものもあります。
＊多肉植物：乾燥地または半乾燥地に生えている、サボテン科以外の植物の総称です。葉や茎などが多肉化し、乾燥に耐えるための構造をしています。（この部分は扱いが微妙で、乾燥地や半乾燥地産でなくても多肉化しているものも「多肉植物」とされたり、多肉化していなくても乾燥地や半乾燥地に生えているものを含むことがあります。
今回のブログでは、サボテン展で展示している作品の中からいくつかご紹介します。
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| ロホホラ・ディフューサ |
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| ガステリア ‛臥牛錦（がぎゅうにしき）’ |
品評会で、「広島カクタスクラブ会長賞」を受賞しました。
＊美しい斑が入った株に「○○錦」という品種名がよく付けられます。
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| エキノカクタス ‛金鯱錦（きんしゃちにしき）’ |
品評会で「金賞」を受賞しました。
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| テフロカクタス・モリネンシス |
品評会で「銀賞」を受賞しました。
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| アリオカルプス ‛玉牡丹（たまぼたん）’ |
生長の遅いサボテン。長年愛培して大きく育てています。良い環境（光や温度条件）下で管理していることが伝わります。
品評会で「銅賞」を受賞しました。
上記の品評会受賞株以外にも、見どころは多数です。
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| エキノカクタス ‛短刺金鯱（たんしきんしゃち）’ |
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| エキノカクタス ‛狂刺金鯱（きょうしきんしゃち）’ |
金鯱は、よく栽培されているサボテンで、実生（種子からの栽培）もよく行われています。このような苗から、違いがある個体が出ることがあります。
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| 種子から育てている金鯱 |
下の写真は、園のサボテン温室に植えている金鯱です。
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| サボテン温室の金鯱 |
その他のユニークなものを続けてご紹介します。
まずはサボテンから
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| マミラリア ‛玉翁殿（ぎょくおうでん）’ |
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| ポラスキア ‛雷神閣綴化（らいじんかくてっか）’ |
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| エスポストア ‛幻楽（げんらく）’ |
次は、サボテンではない「多肉植物」です。
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| ユーフォルビア ‛宇田ゼブラホリダ’ |
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| パキポディウム・ラメレイ |
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| アガベ3種 |
葉の縁に強い刺があります。
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| ハオルチア ‛明日香錦（あすかにしき）’ |
今回紹介した以外にも多数の魅力的な植物が展示されています。
10月16日（土）、17日（日）、23日（土）、24日（日）には販売があります。愛好会の会員の方が会場に居られますので、サボテン、多肉植物の質問に答えていただけます。
ぜひお越しください。
