友の会ボランティア(サガリバナの増し土)
広島市植物公園ブログ
2019/07/03

友の会ボランティア(サガリバナの増し土)

友の会ボランティアの様子 令和元年7月2日撮影

 植物友の会では、定期的に園内の植栽管理の補助をするボランティア活動を行っています。今回は、大温室の土壌改良(施肥)などを行いました。秋の夜間開園の目玉植物「サガリバナ」がよく咲くように、株もとに新しい土を加えました。梅雨の曇天でしたが、6名の会員の方にご協力いただきました。ありがとうございました。

サガリバナのつぼみ 令和元年7月2日撮影

 さて、このサガリバナですが、早速つぼみが膨らんでおり、来週には花が咲きそうです。夜咲く花ですが、このところ雨続きなので、晴天でなければ午前中の早い時間に観賞することができます。

ソーセージノキの花 令和元年7月2日撮影
ソーセージノキ Kigelia africana (Lam.) Benth.

 そのほかに大温室ではソーセージノキ(アフリカ西部原産・ノウゼンカズラ科)の花が咲いています。果実の形がソーセージに似ていることから、変わった和名がついています(「Cucumber tree:直訳するとキュウリノキ」とも呼ばれています)。こちらも夜咲く花です。大きな4本のおしべが特徴的な花で、コウモリによる受粉に適した花の形をしています。1ヶ月後には、ソーセージ状の果実を見ることができるのではないかと期待が高まります。