今日の植物公園:問い合わせの多い植物(と蝶)
広島市植物公園ブログ
2021/09/22

今日の植物公園:問い合わせの多い植物(と蝶)

 9月も終わりに近づき、季節は秋に移り変わりりつつあります。今回はこの時期にお問い合わせの多い植物と現状を紹介します。

オーストラリアバオバブ

 今年は8月28日の開花を皮切りに現在までに40輪以上の花が開花しましたが、残念なことに臨時休園期間中のため、見ていただくことができませんでした。
 現在は蕾はほとんどなくなっており、9月末までに今年の開花は終了しそうです。

オーストラリアバオバブの花(令和3年8月29日撮影)

オーストラリアバオバブの花(令和3年9月22日撮影)

ヒガンバナ

 ハナショウブ園に植えてあるヒガンバナですが、今年は開花が例年より早く9月18日頃に最盛期を迎えました。現在は色褪せ始めており、まもなく終了します。

最盛期のヒガンバナ(令和3年9月18日撮影)

ヒガンバナ(令和3年9月22日撮影)

シュウメイギク

 ログハウス周辺のシュウメイギクはまだ蕾が固そうです。開花は10月以降になると思われます。

シュウメイギク(令和3年9月22日撮影)

コスモス

 レストラン前花壇に植えてあるコスモス'センセーション'はまだ蕾ができ始めたばかりです。
 数輪開花していますが、見頃は10月中旬~下旬になりそうです。

コスモス(令和3年9月22日撮影)

コスモスの蕾(令和3年9月22日撮影)

アサギマダラ

 旅する蝶として有名で、この時期特にお問い合わせの多いアサギマダラですが、バタフライガーデンにはまだ飛来していません。広島市植物公園では例年9月末頃からフジバカマやコバノフジバカマを吸蜜するために飛来が始まりますので、飛来が確認できましたらまた紹介します。

コバノフジバカマ(令和3年9月22日撮影)

(おまけ)キレンゲショウマ

 例年なら花が終わっているキレンゲショウマですが、花の進化園にある株はまだ蕾を多く付けているため、もしかしたら10月上旬まで観賞できるかもしれません。

キレンゲショウマ(令和3年9月22日撮影)

キレンゲショウマの蕾(令和3年9月22日撮影)