広島市植物公園
2021-12-04T09:00:00+09:00
見どころ案内 第523号
2021-12-04T05:17:48Z
広島市植物公園ブログ
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見どころ案内 第523号(2021年12月4日発行)
広島市植物公園
2021-12-01T16:42:00+09:00
今週の植物公園:ロックガーデンの野菊
2021-12-01T07:42:04Z
今週の植物公園では、ロックガーデンで見ごろを迎えている野菊の仲間をご紹介します。なお、全ての写真は、本日(令和3年12月1日)、ロックガーデンで撮影したものです。
サツマノギクは鹿児島県の東シナ海沿岸や甑島、宇治群島などの離島の岩場に自生しています。葉の裏に白毛が密生しており、表側から見ると白い縁取りのように見えるのが特徴的です。
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園内の紅葉も終わりが近づき、本格的な冬の訪れを感じている今日この頃です。花ごよみや見どころ案内で紹介できる植物が次第に少なくなり、担当者が頭を悩ませる時期でもあります。そのような晩秋でも、ロックガーデンでは、多くの野菊のなかまが見ごろを迎えています。多くの種類を1か所でまとめて見ることができますので、この時期の一押しです。今週の植物公園では、ロックガーデンで見ごろを迎えている野菊の仲間をご紹介します。なお、全ての写真は、本日(令和3年12月1日)、ロックガーデンで撮影したものです。
ノジギクのなかま
サツマノギク
| サツマノギク Chrysanthemum ornatum Hemsl. |
サツマノギクは鹿児島県の東シナ海沿岸や甑島、宇治群島などの離島の岩場に自生しています。葉の裏に白毛が密生しており、表側から見ると白い縁取りのように見えるのが特徴的です。
オオシマノジギク
| オオシマノジギク Chrysanthemum crassum (Kitam.) Kitam. |
オオシマノジギクは奄美諸島(奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島)に自生しており、海岸に生える野菊の中で最も南に分布している種類です。一つの花茎から咲く花数が少なく、また花茎も長いため、遠くから見るとまばらに咲いているように見えます。現在咲き始めです。
アシズリノジギク
| アシズリノジギク Chrysanthemum japonense (Makino) Nakai var. ashizuriense Kitam. |
アシズリノジギクは瀬戸内海沿岸でよく見られるノジギク(セトノジギク)の変種で、四国南西部(佐多岬~足摺岬)、九州東部(大分県)に分布しています。潮風が打ち付けるような岩場に群生するので、自生地では葉が厚くなります。
その他の野菊のなかま
ナカガワノギク
| ナカガワノギク Chrysanthemum yoshinaganthum Makino ex Kitam. |
ナカガワノギクは徳島県の那賀川水系にのみ局所的に分布しています。ノジギクのなかまのように沿岸部の岩場ではなく、河畔(渓流)沿いに分布する珍しい種類です。増水すると水没するような環境に適応するため、細長い葉を持つのが特徴的です。
シマカンギク
シマカンギクは西日本では最も一般的な野菊のなかまです。海岸沿いだけでなく、日当たりの良い山裾などにも自生しています。別名をアブラギクといい、油につけた花を火傷や切り傷の薬として用いたことに因みます。見ごろは終盤ですが、小さい花をたくさんつけています。
ニジガハマギク
| ニジガハマギク Chrysanthemum x shimotomaii Makino |
ニジガハマギクは山口県光市の虹ケ浜で見つかった野菊の雑種です。シマカンギクとノジギクかイエギクとの交雑種と考えられています。キク科の植物は交雑しやすいため、本種の他にも様々な雑種が知られています。
イソギク
| イソギク Chrysanthemum pacificum Nakai |
イソギクの花には舌状花(花びらの部分)がなく、筒状花しかないので、離れて見ると黄色い球が集まっているように見えます。山野草として広く流通していますが、自生地は関東(千葉県~静岡県)の沿岸や伊豆諸島に限られています。
シオギク
| シオギク Chrysanthemum shiwogiku Kitam. |
シオギクはイソギクによく似ており、栽培品では見分けるのが難しい種類です。花の大きさがイソギクよりもやや大きく、花を包む総苞外片が線状になっているのが、見分けるポイントとされています。自生地は高知県東部の太平洋岸です。
中国の珍しい野菊
クリサンセマム・グラブリスクラム
| クリサンセマム・グラブリスクラム Chrysanthemum glabriusculum (W.W.Sm.) Hand.-Mazz. |
Flora of china(中国植物誌)によると、本種は上海、四川省、雲南省の山地(標高900-2600 m)に自生するとされています。深く切れ込んだ細い葉と小さな黄色い花が特徴的です。日本国内ではほとんど植栽されておらず、なかなか観賞することができない野菊です。
おまけ
ロックガーデンでは、ツクバネとカラマツの果実がたくさん実っており、趣があり冬の訪れを感じられます。様々な野菊とあわせてお楽しみください。
| ツクバネの果実 Buckleya lanceolata (Siebold et Zucc.) Miq. |
| カラマツの果実 Larix kaempferi (Lamb.) Carrière |
広島市植物公園
2021-12-01T08:54:00+09:00
合格祈願「落ちない葉っぱ」販売
2021-12-04T06:13:13Z
この時期になると受験生の皆さんは、目標に向かって追い込みに入っておられることと思います。植物公園では、頑張っている皆さんにエールを送る意味で、「枯れても落ちない葉っぱ」(ヤマコウバシ)を合格祈願に販売します。
受験生のみなさまの合格をお祈り申し上げます。
広島市植物公園ブログ
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| 「カード」にして販売 |
必勝!「落ちない葉っぱ ヤマコウバシ」
受験生のみなさまの合格をお祈り申し上げます。
- 販売価格:100円(税込)
- 販売方法:園内の売店で12月1日(水)から販売
- *葉が無くなり次第、販売を終了します
- 販売の経緯
- 平成19年に本園で企画し、入園者へのサービスとして先着100名に配布
- 販売の希望が多かったため、平成20年12月1日より販売開始
お問い合わせ
広島市植物公園 落ちない葉っぱ ヤマコウバシ係
電話(082)922-3600
ヤマコウバシとは?
| ヤマコウバシの木 |
- クスノキ科クロモジ属の低木
- 葉が枯れても、冬の間枝についたままで落ちません。
- 枯れ葉は、春に花が咲き新芽が出た後に入れ替わります。
- 「山香ばし」の名は、枝や葉によい香りがあることに由来します。
取材報道
合格祈願に「落ちない葉っぱ」広島市植物公園で販売 受験生を応援|テレビ新広島
受験シーズンへ向け、神頼みならぬ「葉っぱ頼み」です。広島市植物公園で『落ちない葉っぱ』の販売が始まりました。広島市植物公園の『落ちない葉っぱ』のカードは、園内の木から作られています。
合格祈願の“落ちない”葉っぱ 広島市植物公園で販売始まる|NHK 広島
本格的な受験シーズンを迎え、広島市の植物公園では、枯れても枝から落ちない木の葉をカード状に加工した合格祈願グッズ、”落ちない”葉っぱの販売が始まりました。
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