園長のおすすめ(カツラ)
広島市植物公園ブログ
2018/10/30

園長のおすすめ(カツラ)

カツラ Cercidiphyllum japonicum Sieb. Et Zucc.


 全国の山地に生える落葉高木で、落葉すると甘い香りを放つことで知られています。特に谷筋や沢沿いに多く、大木になります。植物公園のカツラも胸高直径50㎝を超える立派な樹です。

(園内位置:あずまや近く)

キク展開催中(~11/11)
広島市植物公園ブログ
2018/10/27

キク展開催中(~11/11)

 今日からキク展が始まりました。会期は10月27日(土)~11月11日(日)までです。初日に、キクの栽培担当者による展示解説を行いました。

キク展全景と展示解説の様子 平成30年10月27日撮影

 全体的に、まだつぼみや咲き始めの状態です。来週以降が楽しみです。

プラスチックの筒が鉢に入っている

 参加者からは、家庭でもキクをきれいに仕立てるコツや、挿し芽の時期などについて質問がありました。上の写真は、テクニックのひとつで、プラスチックの筒を入れることで土量を少なくして、土の渇きの遅さが原因で起こる生育不良を防いでいます。

 以下、中国菊のコレクションを一部紹介します。これらの中国菊は、広島市の友好都市である重慶市から贈られたものです。

緑牡丹 ルイ ムー ダン
大風歌 タイ フェン グァ
紅葉情報(10月27日現在)
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紅葉情報(10月27日現在)

ベニマンサク(マルバノキ) 平成30年10月27日撮影

 植物公園も秋色に染まっています。カエデの紅葉はまだまだですが、ベニマンサクやモミジバフウ(紅葉の早い木)などは既に色づいています。ベニマンサクは紅葉と花を同時に観察することができる珍しい樹木です。葉はかわいいハート形をしています。芝生広場奥の斜面にあり、今がちょうど見ごろです。

モミジバフウの紅葉 平成30年10月27日撮影

 香りの小径やツバキ園の周りでは、モミジバフウやタイワンフウが並木を作っています。全体的にはまだ青い木が多いですが、芝生広場の階段を上がった先にある木は一足早く色づいています。

カエデ園(樹林観察園入り口) 平成30年10月27日撮影
芝生広場の「ふわふわカープ坊や」(~10月28日まで)

 カエデ園の見ごろは例年11月中旬ごろになります。カープが日本一になる頃には、木々も赤く色づくことでしょう。

季節の花さんぽを実施しました(10月27日)


ガーデニングコンテスト 総評
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ガーデニングコンテスト 総評

第18回広島市植物公園ガーデニングコンテスト 総評

  広島市植物公園のガーデニングコンテストに今年も多くの皆様にご参加いただきました。誠にありがとうございます。今夏は災害の多い夏でしたが多くのすばらしい作品と出会えました。

 コンテスト全体の印象として、秋の広島市植物公園に馴染んだ作品が多いように思いました。紅葉した葉や色濃い植物が美しく見えました。また、植物好きの方々の作品は熱意を感じられ、素直に表現され、とても好感が持てました。今年の夏はとても暑く、台風も多く、作品作りは大変だったことでしょう。

 『一般部門』は、自由課題でした。 園芸の基本をよく理解し、うつくしい秋の季節感をとてもよく表現された作品が多かったです。

 『キャリア部門』の今年の課題は、『秋の装い(おしゃれ)』でした。 「おしゃれ」をテーマに見せ方に工夫を凝らした作品が多く見ごたえもありましたが、基本に返ることも大切です。同じ環境を好む植物を揃えましょう。秋の展示の場合、冬に向かって楽しむ植物(冬がシーズンの花材)は避けましょう。

 来年の課題は、『秋を楽しむ』です。秋に楽しむ植物を上手く作品に使用されるとより良い作品になります。 これからも、広島市植物公園の秋が皆様の熱意あふれる作品で彩られることを切に願います。来年もたくさんのご応募、心よりお待ちしています。

 当コンテストの審査の評価基準は下記のとおりです。今後の作品づくりの参考になさっていただくと幸いです。

広島市植物公園ガーデニングコンテスト審査基準
見どころ案内 第392号
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見どころ案内 第392号


ガーデニングコンテスト 審査結果
広島市植物公園ブログ
2018/10/24

ガーデニングコンテスト 審査結果

 平成30年10月24日13時より、第18回広島市植物公園ガーデニングコンテストの審査会を開催しました。厳正なる審査の結果、24名の受賞者を決定しましたのでお知らせします。
園長のおすすめ(ツメレンゲ)
広島市植物公園ブログ
2018/10/23

園長のおすすめ(ツメレンゲ)

ツメレンゲ Orostachys erubescens Ohwi


 本州の関東以西から四国、九州に分布する、ベンケイソウ科の多肉質の多年草で、岩のすき間や石垣、屋根瓦の間など、水はけの良い場所に自生します。開花した株は枯れますが、根元に子株を残します。11月初めまでが見頃です。

(園内位置:ロックガーデン)

秋のグリーンフェア始まりました
広島市植物公園ブログ
2018/10/20

秋のグリーンフェア始まりました

秋のグリーンフェア(10月20日~28日)

 「秋のグリーンフェア in 植物公園 2018」が開幕しました。花と緑と音楽のコラボステージやひよこやペンギンなどの生きものとのふれあいなど様々な緑化イベントを開催しています。さわやかな秋の1日を、植物公園でお過ごしください。

イベントの詳細



イベントの様子


いきものランド(安佐動物公園のひよこ)
ハロウィン巨大カボチャと記念撮影
花と緑の講習会(ガーデンシクラメンの寄せ植えの実演)

お得な情報(ポイントプレゼント)



 花と緑の講習会の受講者に広島広域都市圏ポイントをプレゼント。詳しくは、広島広域都市圏ポイント運営事務局のウェブページをご覧ください。


広島広域都市圏ポイント案内チラシ(表面)
広島広域都市圏ポイント案内チラシ(裏面)
見どころ案内 第391号
広島市植物公園ブログ

見どころ案内 第391号


秋バラが見頃です!
広島市植物公園ブログ
2018/10/17

秋バラが見頃です!


秋バラが花盛りのバラ園 平成30年10月16日撮影

 バラ園では、秋バラが見頃を迎えています。今年は担当者の努力もあり、例年になく多くの花が咲いています。今週末からの秋のグリーンフェア期間中(20日~28日)は入園料が無料!当園のバラは、オールドローズや作出年代の古い希少な品種を多く集めてますので、珍しい一花が見つかること請け合いです。この機会にぜひ足をお運びください。

バラのガイドツアー

10月21日(日)11:00~11:30に、バラ園栽培担当者によるバラのガイドツアーを開催します。バラの育て方など、担当者に直接聞くことのできるチャンスです。

バラの品種紹介

ラジオ Radio(HT,1937年作出)
ドナルド プライアー Donald Prior(F,1938年作出)
ラマルク Lamarque(N,1830年作出)
ビクトル ユーゴ Victor Hugo(HP,1884年作出)
プレジデント マーシャ President Macia(HT,1933年作出)

安佐動物公園と植物公園の「2019年オリジナルカレンダー」発売!
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安佐動物公園と植物公園の「2019年オリジナルカレンダー」発売!

 公益財団法人広島市みどり生きもの協会では、安佐動物公園と植物公園が、それぞれ製作した2019年オリジナルカレンダーを10月20日(土)に同時発売します。

1 植物公園のカレンダー

植物公園のカレンダーは「季節の花」シリーズです。各ページを飾る色鮮やかな写真は、毎年、植物公園で行われる植物写真コンテストに入賞した写真の中から厳選しました。5・6月には、開花前の神秘的なハナミズキ、9・10月には蝶との対比が美しいコスモスを載せるなど、その季節にふさわしい花の写真7点を掲載しました。

2019年植物公園カレンダー表紙

2 安佐動物公園のカレンダー

動物公園のカレンダーの表紙を飾るのは、来年の干支の「亥」にちなみ、「ニホンイノシシ」です。2か月ごとの各ページには、雪の中からひょっこり顔を出したユーラシアカワウソや、かわいらしい表情のシセンレッサーパンダ、寄り添う親子のグラントシマウマなど安佐動物公園の動物たちの四季折々の表情を収めています。

 3 掲載写真の内容

【植物公園】 【安佐動物公園】
表紙 アジサイ ニホンイノシシ
1・2月 フクシア ユーラシアカワウソ
3・4月 カランコエ シセンレッサーパンダ
5・6月 ハナミズキ アミメキリン
7・8月 ダリア ヒガシクロサイ
9・10月 コスモス グラントシマウマ
11・12月 デンドロビウム アムールトラ

4  価格・販売方法など(価格はすべて税込)

  1.  両公園内の売店では10月20日(土)から、(公財)広島市みどり生きもの協会本部(中央公園ファミリープール)では10月22日(月)から販売します。 また、ヌマジ交通ミュージアム、神田山荘並びに広島市内の大型書店などでも11月頃から販売する予定です。
  2.  いずれも1部520円で販売します。 ※ 動物公園、植物公園、ファミリープールで2種類をセットで購入した場合は1セット940円です。 
  3.  通信販売も行います。

取材報道

植物公園花ごよみ(10月16日号)
広島市植物公園ブログ
2018/10/16

植物公園花ごよみ(10月16日号)

園長のおすすめ(ダンチク)
広島市植物公園ブログ

園長のおすすめ(ダンチク)

ダンチク Arundo donax L.

 関東地方以西の暖地の海岸沿いに生える、イネ科の多年草。高さ3m以上ににもなり、大きな株を形成します。

 アメリカなどで野生化し分布を広げており、侵略的外来種ワースト100に選定されていますが、バイオ燃料の原料になるなど、利用価値にも注目されています。

(園内位置:花の進化園)
見どころ案内 第390号
広島市植物公園ブログ
2018/10/13

見どころ案内 第390号


サボテン展開催中(~10/14)
広島市植物公園ブログ
2018/10/10

サボテン展開催中(~10/14)

サボテン展 展示会場の様子 平成30年10月8日撮影

 9月29日(土)~10月14日(日)まで、展示温室においてサボテン展を開催中です。広島カクタスクラブの会員が年月を作りこんだサボテンや多肉植物の大株を展示しており、植物の”造形美”をお楽しみいただけます。


ハオルチア Haworthia sp.

 サボテンのほかにハオルチアやコノフィツムなどの多肉植物の出品もあります。週末には臨時売店も出店しているので、お気に入りの一株をぜひ探してみてください。


臨時売店(即売コーナー)



平成30年サボテン展 受賞作品


 10月7日の午前には、サボテン展の審査会があり、園長賞などの各賞の受賞作品が決まりました。

広島市植物公園長賞

コピアポア ギガンティア(竹内文則さん)

広島カクタスクラブ会長賞

ギムノカリキウム 天平丸(竹内文則さん)

金賞

アガベ チタノタ Fo-76(小野道雄さん)

銀賞

アストロフィツム 白兜(道本雄一郎さん)

銅賞

コピアポア 黒王丸(鷹村崗さん)
イベント報告:バオバブミニ講座①
広島市植物公園ブログ
2018/10/08

イベント報告:バオバブミニ講座①

バオバブミニ講座 講演風景 平成30年10月8日撮影

 植物公園では、特別企画展「バオバブ展」を好評開催中です。本日、関連イベントとして、バオバブミニ講座①「バオバブ導入責任者によるバオバブ導入秘話」を開催しました。講師は、本園管理課企画広報係の髙井敦雄 課長補佐。大温室改修・バオバブ導入の責任者の一人です。秘話なので内容はここでは書けませんが、予定時間を大幅に超え、大変盛り上がりました。

 聞き逃した方に朗報です。会期中にあと2回講演会を行います。

講演会のお知らせ


  • バオバブミニ講座②(11/17(土)13:30~)
    • 「バオバブ栽培担当者によるバオバブ生育日記」
  • 講演会(11月23(金・祝)13:30~)
    • 「巨大バオバブ、その謎と実情」

バオバブ展の紹介(ビデオコーナー)


バオバブ展の展示室では、ビデオコーナーも用意しています。オーストラリアの現地で撮影したバオバブの掘りり上げと当園への植え付けの2本の動画をご覧いただけます。臨場感あふれる映像で、ここでしか見れません。初公開の貴重な映像資料、ぜひご覧ください。

初公開映像!バオバブ移植プロジェクト

園長のおすすめ(フジバカマとアサギマダラ)
広島市植物公園ブログ

園長のおすすめ(フジバカマとアサギマダラ)

フジバカマとアサギマダラ

 今年もアサギマダラがフジバカマの蜜を吸いにやって来ました。アサギマダラは、長い距離を移動することで知られています。
 10月中旬まで見られます。

 (園内位置:ツバキ園下・バタフライガーデン)

見どころ案内 第389号
広島市植物公園ブログ
2018/10/06

見どころ案内 第389号


植物公園花ごよみ(10月1日号)
広島市植物公園ブログ
2018/10/01

植物公園花ごよみ(10月1日号)

園長のおすすめ(ワイルドオーツ)
広島市植物公園ブログ

園長のおすすめ(ワイルドオーツ)

ワイルドオーツ(宿根小判草)Chasmanthium latifolium (Michx.) Yates 

 北米原産、イネ科の多年草。 丈夫で手がかからず、露地植えで放任しても、よく庭になじみます。 風に揺れる花穂は風情があり、ドライフラワーにもなります。 

(園内位置:花の進化園)
お知らせ(平常どおり開園)
広島市植物公園ブログ

お知らせ(平常どおり開園)

本日は9時より、平常通り開園します。

The Hiroshima Bontanical Garden will open as usual today. (October 1, 2018)

平成30年10月1日8時40分   植物公園管理課