広島市植物公園
2019-11-12T10:00:00+09:00
園長のおすすめ(イトラッキョウ)
2019-11-12T01:07:36Z
イトラッキョウは、九州の島嶼部の岩場に自生するネギ属の植物で、11月に紫から桃色の美しい花を咲かせるので人気の山野草です。植物公園のロックガーデンではよく育ち、毎年のようにかわいい花を咲かせます。産地によって花茎の高さや花弁の色形が少し違い、厳密な意味でのイトラッキョウは長崎県平戸島に産し、鹿児島県甑島産のものはコシキイトラッキョウ、屋久島産はヤクシマイトラッキョウという変種になります。
ネギ属にはラッキョウのほかにニラ、ニンニク、アサツキなどがあって以前はユリ科に属していました。近年遺伝子の研究によってヒガンバナに近縁なことがわかり、新しい図鑑ではヒガンバナ科に分類されています。
(園内位置:ロックガーデン)
広島市植物公園ブログ
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イトラッキョウ Allium virgunculae F.Maek. et Kitam. var. virgunculae |
イトラッキョウの生育状況(ロックガーデン) |
イトラッキョウは、九州の島嶼部の岩場に自生するネギ属の植物で、11月に紫から桃色の美しい花を咲かせるので人気の山野草です。植物公園のロックガーデンではよく育ち、毎年のようにかわいい花を咲かせます。産地によって花茎の高さや花弁の色形が少し違い、厳密な意味でのイトラッキョウは長崎県平戸島に産し、鹿児島県甑島産のものはコシキイトラッキョウ、屋久島産はヤクシマイトラッキョウという変種になります。
ネギ属にはラッキョウのほかにニラ、ニンニク、アサツキなどがあって以前はユリ科に属していました。近年遺伝子の研究によってヒガンバナに近縁なことがわかり、新しい図鑑ではヒガンバナ科に分類されています。
(園内位置:ロックガーデン)