9月5日(土)の開花予想(夜間開園)
広島市植物公園ブログ
2020/09/05

9月5日(土)の開花予想(夜間開園)

コンサート出演アーティスト:SAKURA 

 9月13日(日)までの土日は午後9時まで開園時間を延長しています[入園は8時半まで]。夜間開園時には、たくさんの夜咲く花・夜香る花をお楽しみいただけます。本日の開花予想を一覧でまとめていますので、観賞の参考にしてください。

 9月5日(土)は、コンサートを17:30からと19時からの2回開催します。雨天が予想されるため、屋内(展示資料館2階講堂)で行います。新型コロナウイルス感染症の対策として、コンサートの定員を先着50名に限定します。来場者が多い場合には、鑑賞いただけない可能性もありますので、予めご了承下さい。


本日開花する主な花(9月5日 土曜日)

  • 10時30分時点での情報(予想)です。
  • サガリバナは2~3房(40輪程度)咲きそうです。
  • 昨晩開花したオーストラリアバオバブの花が残っています
    • 今晩開花する見込みのつぼみもありますが、閉園後(21時以降)の開花となる可能性もあります。
  • サラセニアの墨絵(熱帯スイレン温室周辺)の展示は台風のため見合わせています
  • △のものは花がないこともあります。
    • 凡例:◎・〇開花、△少量開花、×不開花
植物名場所分類開花
見込
9/5
サガリバナ大温室夜咲く花
赤花のサガリバナ(バーリングトニア・アクタングラ)大温室夜咲く花
ハマオモト大温室夜咲く・香る花
オーストラリア
バオバブ
大温室夜咲く花
イエライシャン大温室夜香る花×
(チャボ)
イランイランノキ
大温室夜香る花
ヤコウボク
(夜香木)
大温室夜香る花
ゲッカビジン
(月下美人)
大温室夜咲く花×
ヒメゲッカビジン
(姫月下美人)
大温室夜咲く花×
ロセカ・インシサ大温室夜咲く花
オオオニバス
のなかま
熱帯スイレン温室夜咲く・香る花
夜開性スイレン熱帯スイレン温室夜咲く・香る花
ゲッカビジン
(月下美人)
サボテン温室前夜咲く花
ドラゴンフルーツサボテン温室夜咲く花
チョウセンアサガオ展示温室夜咲く・香る花×
ツキミソウ
(月見草)
盆栽展示場夜咲く花
タマノカンザシ花の進化園夜香る花
オシロイバナ花の進化園夜咲く花
エンジェルス
トランペット
ログガーデン夜香る花×
ヨルガオ展示資料館前夜咲く花

薬用植物展を開催します 9/5(土)~9/24(木)
広島市植物公園ブログ
2020/09/03

薬用植物展を開催します 9/5(土)~9/24(木)

薬研(やげん:くすりとなる原材料を粉砕する道具)

 9月5日(土)~24日(木)まで展示温室において、薬用植物を開催します。漢方薬の原料(生薬)になる植物を約200点展示し、薬用植物の家庭での利用法などを解説しています。

関連イベント

  1. 職員による展示解説(当日自由参加、先着20名)
    • 日時:9/13(日)午後1時半~2時

  2. 講演会「暮らしに活かす薬草~出雲國風土記掲載植物~」
    (事前申込制、定員50名、9/7締切) 

展示会の様子

昨年の展示の様子 令和元年9月12日撮影

 一見すると、華やかさのない地味な展示に見えますが、薬用植物展は私たちの身近な生活に関わる奥の深い展示です。

 日本では西洋医学が入ってくるまでは、中国医学の流れを汲んだ漢方医学が主流でした。それに関しても全ての人が気軽に受診できるわけではないため、必然的に病気や怪我に対応するために身近な植物を用いる(民間薬)ことがよくありました。山野で採ってきた薬草を煎じて飲んだり、揉んだものを患部に貼ったりなど、いわゆる「おばあちゃんの知恵袋」のようなもので、各家庭で様々な処方が伝わっていたのです。

 漢方薬についても原料(生薬)の多くは植物に由来しており、医療における薬用植物の重要性はいささかも変わっていません。どのような植物が葛根湯や八味地黄丸などの漢方処方に使われているのかを探してみるのも面白いかもしれません。

 その他にも、今年はイカリソウやチョウセンアサガオの仲間を展示しているコーナーを設けています。

イカリソウ 令和2年9月3日撮影

チョウセンアサガオ 令和2年9月3日撮影

 最後に、約200点の展示の中から、花がついている見頃の薬用植物をいくつか紹介します。実物をぜひ展示温室でご覧ください。


タバコ

ガジュツ(紫ウコン)
ベニバナサワギキョウ(有毒)
オトコエシ
今日の植物公園(オミナエシとオトコエシ)
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今日の植物公園(オミナエシとオトコエシ)

 9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますが、園内では秋の花が咲き始めています。

オミナエシ(令和2年9月2日撮影)
オミナエシの花(令和2年9月2日撮影)

 花の進化園やバタフライガーデンなどではオミナエシが咲き始めています。
 オミナエシは日当たりの良い山野に生える草丈1mほどになる植物で、この時期に黄色い小花を散房状に咲かせます。万葉集に秋の七草として登場しており、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 似ている植物としてオミナエシに対してオトコエシという植物もあります。こちらも日当たりの良い山野に生えますが、オミナエシと比べて全体的に太く、毛深く、葉の切れ込みが深いこと(全体的にごつい)からこの名前が付けられました。
 両方とも花や根には独特の香りがあり、味噌などの発酵食品が腐ったようなにおいがすることから敗醤(はいしょう)と呼ばれ、漢方薬などに使用されています。

オトコエシ(令和2年9月2日撮影)
オトコエシの花(令和2年9月2日撮影)

 オトコエシの花は白いため、花があれば簡単に見分けることができます。花の進化園にオミナエシと並んで植栽されていますので見比べてみてはどうでしょうか。