広島市植物公園
2020-01-14T14:52:00+09:00
Q&A 11.パンジーが腐って溶ける
2020-01-14T05:52:12Z
A.灰色かび病が発生してしまったと考えられます。病原菌は、ボトリチス(Botrytis)という糸状菌(かび)です。その病名の通り、花や葉、茎が腐り、葉や咲き終わった花から灰色のふわふわしたかびが生えてきます。広島市植物公園の花壇でも、3月中旬以降、風が吹かず、水を与えすぎて湿度が高くなってくると発生しやすい病気です。花に小さな斑点が出るのが発病初期の特徴です。
この病気の予防策として、咲き終わった花を花柄ごと摘み取る花がらとりが、単純ですが最も有効です。このとき、傷んだ葉、葉にこびりついた花がらも一緒に取り除きます。冬の間からこまめにこの作業を行いましょう。花がらとりは種子を作るための栄養消費を防ぐことができるので、次の開花を止めずに済みますし、株も充実していきます。
出展:はなの輪第162号 プラントドクターQ&Aより
広島市植物公園ブログ
https://1.bp.blogspot.com/-B1yCgjKBf7g/Wl7JhPmQz8I/AAAAAAAAAQw/UEu_56RXHLsMF9mDqDKzh4uN3Ntg4o_DACK4BGAYYCw/s113/test.png
Q.パンジーが腐って溶けてしまいます。どうしたらよいでしょう?
A.灰色かび病が発生してしまったと考えられます。病原菌は、ボトリチス(Botrytis)という糸状菌(かび)です。その病名の通り、花や葉、茎が腐り、葉や咲き終わった花から灰色のふわふわしたかびが生えてきます。広島市植物公園の花壇でも、3月中旬以降、風が吹かず、水を与えすぎて湿度が高くなってくると発生しやすい病気です。花に小さな斑点が出るのが発病初期の特徴です。
この病気の予防策として、咲き終わった花を花柄ごと摘み取る花がらとりが、単純ですが最も有効です。このとき、傷んだ葉、葉にこびりついた花がらも一緒に取り除きます。冬の間からこまめにこの作業を行いましょう。花がらとりは種子を作るための栄養消費を防ぐことができるので、次の開花を止めずに済みますし、株も充実していきます。
出展:はなの輪第162号 プラントドクターQ&Aより
園芸相談について
植物公園では、”緑の相談所”を設置しており、園芸相談員が皆様の花と緑に関する疑問にお答えします。お気軽にお尋ねください。詳細はこちら:園芸相談(緑の相談所)