広島市植物公園
2019-09-08T18:08:00+09:00
園長のおすすめ(ロテカ・インキーサ)
2019-09-08T09:08:43Z
この植物は、熱帯アフリカ原産の常緑小灌木で、シソ科に分類されています。以前はゲンペイクサギと同じClerodendrum属とされ、Clerodendrum macrosyphonと呼ばれていました。写真の白い部分が花弁。細長い筒状部の先端部分が左右相称の花冠に広がっています。その中央から長く突き出た小豆色の雄しべが、先に黄色い葯をつけて揺れている姿はとても繊細で見ていて飽きないのですが、このように花冠が開いた姿は長くもちません。ただ、花冠部分がくるっと丸まったつぼみの状態も可愛らしく、その姿が音符に似ているので music(al) note plantsとも呼ばれます。
広島市植物公園ブログ
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ロテカ・インキーサ Rotheca incisa (Klotzsch) Steane & Mabb. |
ロテカ・インキーサのつぼみ (音符に見えることから、英名はmusic note plants) |
この植物は、熱帯アフリカ原産の常緑小灌木で、シソ科に分類されています。以前はゲンペイクサギと同じClerodendrum属とされ、Clerodendrum macrosyphonと呼ばれていました。写真の白い部分が花弁。細長い筒状部の先端部分が左右相称の花冠に広がっています。その中央から長く突き出た小豆色の雄しべが、先に黄色い葯をつけて揺れている姿はとても繊細で見ていて飽きないのですが、このように花冠が開いた姿は長くもちません。ただ、花冠部分がくるっと丸まったつぼみの状態も可愛らしく、その姿が音符に似ているので music(al) note plantsとも呼ばれます。