今週の植物公園:春の特別ラン展の準備が進んでいます
広島市植物公園ブログ
2022/02/09

今週の植物公園:春の特別ラン展の準備が進んでいます

 広島市植物公園では、2月19日(土)から2月27日(日)にかけて、「春の特別ラン展(2022)」を開催します。大温室を中心に、多くのランを飾り、一足早い春の気分を味わっていただきます。
 今回は「Let's go to キャッスルズ 植物公園で旅気分」のサブタイトルで、温室内に各地の城の模型を配置し、その周囲をランで華やかに彩ります。コロナ禍で旅行も制限される中、旅気分を味わっていただきます。(チラシはこちら)

 ただいま、順次装飾が進みつつあり、2月8日には5つの城が姿を見せました。

江戸城(左)と姫路城(右)

 大温室の入り口です。写真には2種類の城が写っていますが、左の江戸城をこの場所に設置し、右の姫路城を後日、温室内に移動します。

熊本城

 大温室に入ってすぐの所には熊本城を設置しました。その周囲では、ピンク色のデンドロビウムを木に取り付け、満開のサクラを演出します。

広島城

 少し進み、オーストラリアバオバブを植えているところの近くに、広島城を設置しました。装飾の担当者曰く、「オーストラリアバオバブと言えば広島でしょう」とのことです。

大阪城

 熱帯スイレン温室との連絡口(下側)の近くには大阪城を設置しました。近くで見ると壮観です。
 
 なお、この度の城のセットは、(有)橋本園芸場のご協力により展示できました。

 2月14日頃から、城のまわりにたくさんのランが飾られます。どうぞお楽しみに。

 
熱帯の古城エリア

 最後にひとつ。大温室の奥(スロープを登りきったところ)には、灰色のレンガ様の壁がありますが、実は「熱帯の古城」をイメージしたエリアです。ここには、太いフジのつるなどが設置されていました。日本の城ではなく、熱帯の「古城」のイメージに装飾する予定と装飾の担当者から聞いていますが、どんな飾りになるのでしょうか。楽しみです。

 なお、ランの展示装飾は予定通り行い、ご観賞いただけますが、広島県「『まん延防止等重点措置』の実施期間延長に伴う新型コロナウイルス感染拡大防止のための集中対策」を踏まえた広島市主催イベント等の開催及び広島市所管施設の臨時休館等の方針の適用期間の延長について(2022年1月26日発表)に従い、2月20日(日)までに行われる関連イベント(クイズラリーや各種教室等)は中止します。御了承ください。

 新型コロナウイルスの感染が収まり、21日以降はイベント等も予定通り開催できるようになることを願っています。