日本植物園協会第53回大会報告 No.1
広島市植物公園ブログ
2018/06/24

日本植物園協会第53回大会報告 No.1

集合写真(広島市佐伯区民文化センターホール)

 平成30年6月19日~21日にかけて、日本植物園協会第53回大会を開催しました。総裁の秋篠宮殿下をお迎えし、開会式では暖かいおことばを賜りました。

大会初日(6月19日)

総会の様子

 本大会には、北は北海道から南は沖縄まで全国の植物園から約140人の会員が集まりました。総会では、役員の改選をはじめ、前年度決算の承認や本年度の事業計画の審議などが行われました。

ナショナルコレクション 認定盾

 表彰式では、功績のあった5名・1団体の表彰を行いました。副賞として、広島の伝統工芸品である銅蟲の花瓶を進呈しました。また、ナショナルコレクションの第1回認定があり、京都薬用植物園のツバキコレクション、神代植物公園のサクラソウコレクションがそれぞれ認定されました。
  • 植物園功労賞
    • 辰尾 良秋 氏(富山大学薬学部附属薬用植物園)
    • 竹下 博文 氏(大阪市立大学理学部附属植物園)
  • 木村賞
    • 神戸 敏成 氏(富山県中央植物園)
  • 坂﨑奨励賞
    • 林 寛子 氏(新潟県立植物園)
  • Aboc・CULTA賞
    • 志内 利明 氏(富山県中央植物園)
    • 高知県立牧野植物園

大会2日日(6月20日)

研究発表の様子(広島国際大学 神田教授)

 大会2日目(20日)は午前中が研究発表、午後が分野別会議でした。口頭発表が8題、ポスター発表が13題(1題はキャンセル)あり、活発な議論が行われました。

オーストラリアバオバブの大温室導入(堀川技師)
大温室リニューアルについて(磯部栽培・展示管理員)

 当園からは、栽培・展示課の堀川技師と磯部栽培・展示管理員の両名がバオバブと大温室リニューアルについてポスター発表を行いました。

分野別報告会
午後の委員会報告では、環境省との連携事業や各委員会の活動について報告がありました。植物園協会では、全国の植物園がネットワークを構築し、様々な活動を行っています。

取材報道