腐葉土作り
広島市植物公園ブログ
2018/12/16

腐葉土作り

 植物公園では、毎年恒例の腐葉土作りを行いました。

袋に入れた山積みの落ち葉

 園内の落ち葉をあらかじめ回収して袋に入れています。その数、約300袋。

落ち葉を腐葉土作りの現場に運び込む

 いよいよ作業開始です。まず、数十袋を桝に運び込み、水をかけながら踏んでいきます。

桝に落ち葉を積み上げる

落ち葉に水をかけながら踏んでいく

 隣のコンパネで囲った桝に、ホイールローダーで濡らした落ち葉を移動させます。

ホイールローダーで濡らした落ち葉を移動

 発酵を促進させるため、油かすや米ぬかなどを落ち葉の上にかけます。

油かすなどを投入

コンパネで完全に囲った桝(右)と、次の回に積み上げる落ち葉(左)

 コンパネで囲った右側の桝の中に、人が入って落ち葉を踏んでいるのがご覧いただけますでしょうか?左の桝では、次に積み上げる落ち葉を濡らしながら踏んでいます。これを何回かに分けて約300袋分に達するまで繰り返し積み上げていきます。

桝の中で油かすなどを投入している様子

 この後、数か月毎に落ち葉の切り返しを行いながら、落ち葉を腐熟させていきます。

昨年(2017年)に作った腐葉土

 およそ1年後には、写真のような立派な腐葉土が出来上がります。植物公園では、このように園内で発生する落ち葉を、資源として有効活用しています。