今週の植物公園:夜間開園リハーサル
広島市植物公園ブログ
2021/11/25

今週の植物公園:夜間開園リハーサル

 令和3年11月27日(土)から12月25日(土)の間、毎週土曜は、広島市植物公園で「花と光のページェント」(夜間開園)が開催されます。通常の開園日は、16時30分に閉園するところ、20時までの開園時間を延長します。

 夜開性植物のライトアップや、キャンドルとイルミネーションの光が織り成す幻想的な空間など、昼間には見ることができない夜の植物公園の魅力をお楽しみください。
(夜間開園当日は、植物公園周辺で渋滞が発生する恐れがあります。渋滞時には、薬師が丘団地側から右折での車両の入園を制限しますので、お車でお越しの場合は東観音台側の道からお越しいただきますようお願いいたします。)

 11月24日に、夜間開園に向けて試験点灯をしましたので、その様子をご紹介します。

切符売り場前の様子

  さあ、入園です。

入ったところの様子

 正面に見えるのが大温室。左にハートのトンネル、右にはケヤキのイルミネーションがあります。

エルク(アメリカアカシカ)

 大温室のすぐ前では、大きなエルクのモニュメントがお出迎えです。

オーストラリアバオバブ

 大温室では、日本最大のオーストラリアバオバブをはじめとする、ユニークな植物たちをライトアップしています。

ヘゴ

 ヘゴのライトアップは、いつ見ても幻想的です。

桃色イペー

 桃色イペーがちょうど咲いていました。昼にも花は見れますが、夜に見ると一段と魅力的です。

ロングウッドオオオニバス

 熱帯スイレン温室では、ロングウッドオオオニバスが咲いていました。ロングウッドオオオニバスの花は夜に開き、昼は閉じます。

ウツボカズラのシャンデリア

 熱帯スイレン温室内の、食虫植物コーナーでは、ウツボカズラの捕虫袋を光らせて「シャンデリア」のようにした飾りを楽しんでいただけます。

クリスマスを飾るフラワー展

 展示温室では、この時期恒例の「クリスマスを飾るフワラー展」を開催しています。

シクラメン

 シクラメンやポインセチアをはじめとする、クリスマスにちなんだ植物などを展示しています。

ポインセチア

 たくさんのポインセチアを組み合わせて作った飾りは、クリスマスツリーの様で豪華です。

皇帝ヒマワリ

 花の進化園の一番奥では、皇帝シリーズその1「皇帝ヒマワリ(別名:ニトベギク)」が満開です。見上げる大きな株は圧巻です。

皇帝ダリア

 レストランの横では、皇帝シリーズその2「皇帝ダリア(別名:木立ダリア)」が咲いています。これも大株で見事です。皇帝ダリアは、霜が降りたら一日でダメになってしまうので、早い時期の観賞をお勧めします。

盆栽のシルエット
 
 盆栽展示場では、盆栽を使った影絵風の展示を行っています。昼間とは一味違う楽しみ方を提案しています。

 最後に、イベント広場周辺のイルミネーションなどを続けてご覧いただきます。

ケヤキのイルミネーション


光り輝く恐竜


竹灯籠と多行松


キャンドルのバラ迷路と巨大クリスマスツリー

 芝生の広場には、キャンドルとLEDで作ったバラの花の形をした迷路があります。リハーサルでは、キャンドルに火を付けませんでしたが、本番では着火しますので、炎がゆらぎ、夢のような空間が生まれます(雨天時はキャンドルに火をつけることはできませんので、ご了承ください)。

 ご紹介したほかにも、多くの植物のライトアップや、イルミネーションがあります。また、夜間開園時には、毎日コンサートもあります。ぜひお越しください。