今日の植物公園(ラナンキュラス)
広島市植物公園ブログ
2021/04/09

今日の植物公園(ラナンキュラス)

ラナンキュラス ラックス(令和3年4月7日撮影)

 花の進化園のモクレン付近にラナンキュラスが咲いています。ラナンキュラスといえば花弁が幾重にも重なった大輪の一輪咲きを想像される方がいるかもしれませんが、進化園にあるものは花弁が少ないスプレー咲きです。また、旧来の品種は地中海沿岸地域原産の種の性質が強く、耐寒性が弱かったため切り花が主流でしたが、近年耐寒性の強い種を交配に用いた品種が普及しつつあり、露地でも容易に越冬ができるようになりました。

 植栽してあるラックスシリーズは花びらがワックスをかけたように見えることから、ラナンキュラスとワックスを合わせてラックスと名付けられたそうです。

'エリス'(令和3年4月8日撮影)

'ニノス'(令和3年4月8日撮影)

'ハデス'(令和3年4月8日撮影)

'ムーサ'(令和3年4月8日撮影)

 蕾が次々とあがってきていますので、しばらくは観賞できそうです。