広島市植物公園
2020-05-07T10:42:00+09:00
今日の植物公園[5月7日号]
2020-05-07T01:42:09Z
広島市植物公園ブログ
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本日の話題:モヤシの栽培
植物公園では、家庭園芸に役立つ植物の育て方をまとめたリーフレットを配布しています。これまでに90種類の栽培の手引きを公開しています。
こちらからPDFファイルをダウンロードいただけます。
今日はその中から「モヤシの栽培」をご紹介します。せっかくなので紹介するにあたって、自宅で実際に栽培を始めてみました。まだ収穫できていませんが、5日目の中間報告をします。
庭や畑がなくても、種だけ用意すれば小さなお子さんでも簡単に育てられます。また、収穫したものは料理して食べられるので食育にも繋がるのではないでしょうか。「ステイホーム・お家で過ごそう」におすすめの植物栽培です。
準備するもの
- モヤシにする種子(家庭にあるものだと、大豆・ソバなど)
- 容器
- 清潔なガーゼ
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モヤシ栽培に準備するもの |
栽培の手順
- 種子を水洗いした後、20度ぐらいのお湯に3~12時間浸す
- 大豆は種子が大きいので、今回は一晩(10時間)浸水
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浸水させた大豆 |
- 容器を熱湯で消毒し、水をよく切った大豆(1で浸水させたもの)を中に入れ、水で湿らせたガーゼでふたをする。
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ガーゼでふたをしたモヤシ栽培容器 |
- 栽培容器を日が当たらない場所に置く
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栽培2日目の様子 |
- ガーゼが乾いてきたら、軽く水でぬらす
- 霧吹きを使う必要まではないが、容器の中に水が落ちない程度に控えめに口の部分をぬらす
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栽培3日目の様子 |
- 収穫まで、乾いたらガーゼを軽く水でぬらすことを繰り返す
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栽培5日目の様子 |
- 夏場は7日、冬場は15日くらいで収穫できます
栽培の注意点
- 栽培中に加湿になりすぎると、カビが生えることがある
- 容器は密閉しないこと(蓋のついたパックの場合は穴をあける)
- 種は水を含み膨らむので、容積を考えて入れすぎないこと
- 夏や冬は温度管理が難しいので、容器や置く場所を工夫する
参考にしたリーフレット
・モヤシの栽培(栽培の手引き 家庭菜園シリーズ3)