連休直前 見頃のバラ(4/26時点)
広島市植物公園ブログ
2018/04/26

連休直前 見頃のバラ(4/26時点)

 モダンローズの一部の品種は少しずつ咲き始めました。原種や中国由来のバラの多くは連休中に見頃を迎えそうです。


雲取 2018.4.25撮影
 雲取(くもとり)は日本で戦前に育種された貴重な品種です。ダマスクの香りがあります。
 
 
ロサ・ギガンテア 2018.4.25撮影
 
 ロサ・ギガンテアは、中国原産の野生種です。10cmを超える大輪で、野生種としては非常に花が大きいです。
 
 
リージャン・ロード・クライマー 2018.4.25撮影
 
 リージャン・ロード・クライマーは、非常に大型のクライマーで、連休前半に満開になりそうです。
 
パークス・イエロー・ティー・センティッド・チャイナ
2018.4.25撮影
 
 パークス~ はずいぶん長い名前のバラですが、19世紀初頭にパークスさんが紹介した黄色い花のお茶の香りがする中国のバラ、という意味です。オリジナルクローンは残念ながら消失したとされています。
 


ロサ・キネンシス・スポンタネア 2018.4.25撮影

 ロサ・キネンシス・スポンタネアは、一時期存在が不明だった時期があり、当園では幻のバラとして紹介しています。四季咲きバラのもととなったコウシンバラの野生型です。赤と白のストライプになるつぼみが個性的です。

ポンポン・デ・パリ 2018.4.26撮影

 ポンポン・デ・パリは、19世紀にパリで売り出されて人気が出たつる性のチャイナローズです。早咲きで毎年四月下旬に咲きます。鉢植えのオベリスク仕立てで展示しています。5月13日(日)には、職員解説によるミニ講座「憧れのオベリスク仕立てに挑戦」を開催します。